にわか読書好きによる本紹介

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秋の夜長にオススメな小説10選+おまけ2冊

夏も終わりに近づくと、なんだか寂しい雰囲気になってくると同時に、夜が長くなり読書がしやすい時間も増えてきます。

秋の夜長に読書、読書の秋などという言葉がある通り、昔から秋は読書に向いている季節と言われてきました。現代はなにかと時間に追われることが多くなってきましたが、秋を利用して読書の時間を取ってみてはいかがでしょうか?

そこで今回は、秋の夜長にオススメな小説10選と、読書の秋のみならず、「勉強の秋」も感じられる教養本をおまけで2冊をご紹介いたします!




ファンタジーの定番『ハリーポッター』シリーズ

言わずとしれた名作シリーズ。何年経っても色褪せないハリーポッターの世界観は、今でも全世界の人々を魅了しています。読んだことがある人はもちろん、読んだことがない方は秋の夜長を機に、一気読みしてみてはいかがでしょうか!

なお、ハリーが活躍した世界のその後を描いた続編的な作品も非常に面白いので、こちらもぜひチェックしてみてください!


精霊の守り人(守り人シリーズ)』上橋菜穂子

一気読み間違い無しの、大人気「守り人シリーズ」の一作目です。2015年本屋大賞受賞作品『鹿の王』の著者でも知られる上橋菜穂子さんは、アボリジニの研究をされているためか、本作の作り込みが半端なく、本当にファンタジーが好きなんだなぁと思うと同時に、冒頭から引き込まれる世界観に圧倒されます。ぜひ、「守り人シリーズ」の前作読破にチャレンジしてみて下さい!




夜のピクニック恩田陸

2007年に本屋大賞も受賞した、青春小説の定番にして最高峰の一冊。一夜を通して80㎞の道のりをただ歩く「歩行祭」という高校の伝統を描いた学園青春ミステリ。時間がゆったりと流れる秋の夜長にぴったりな一冊です!




蜜蜂と遠雷恩田陸

2017年の直木賞本屋大賞のダブル受賞を果たした作品。音楽を文字で表現するという離れ業を体感することができ、まるで「音楽を読んでいる」ような感覚に陥ります。読書の秋を感じつつ、同時に音楽の秋、芸術の秋も感じることのできる贅沢な一冊です!




『和菓子のアン』坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)が、個性的な同僚やお客さんと接していく中で、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていくという、なんとも不思議で美味しそうな(?)お仕事ミステリー作品。読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、「読書の秋」と「食欲の秋」を同時に感じられる一冊です!




舟を編む三浦しをん

マイペースで「言葉」に対して並々ならぬ熱意を持った馬締光也が、これまた個性的な仲間と共に、「大渡海」という一冊の辞書を編纂していくお話。言葉の集め方や選び方はもちろん、辞書に使う紙選びまでこだわる姿は、プロフェッショナルを感じます。読むときっと辞書や言葉が好きになる一冊です!




『旅のラゴス筒井康隆

自然体で生きる主人公ラゴスが、文明を失い、超能力を得だした世界で、危機を乗り越えつつ旅をするSFファンタジー作品。筒井康隆さんの著作としては地味な作風である印象を受けますが、これほど美しい作品はなかなかないと思うほど、その世界観や表現に惹き込まれていきます。秋の夜長にラゴスと旅に出掛けませんか?




新世界より

いまやSFミステリーの定番ともいえる作品。人類が超能力を使えるようになった1000年後の日本が舞台となる本作。壮大な世界観と不思議な雰囲気に惹き込まれる、上中下合わせて1,500ページほどもあるSFミステリーの長傑作です。それゆえ、敬遠している方も多く見受けられますが、むしろ本作は「一気読み」に注意しないといけないほどのめり込む危険性があるため、秋の夜長に読む際は注意するようにして下さい!




オリエント急行殺人事件アガサ・クリスティ

アガサ・クリスティ作品から2冊。まずは、言わずとしれたミステリーの定番にして最高峰の作品。アガサ・クリスティや、オリエント急行殺人事件という名前は知っていても、実は読んだことがないという方は非常にもったいない。読書好きなら必ず読むべき名作です!




そして誰もいなくなったアガサ・クリスティ

いわゆる、ミステリーの定番「孤島もの」の最高傑作と言える作品。およそ一昔に書かれたものとは思えない緻密なストーリーかつ豊かな描写を体感しながら、最高峰のミステリーを味わうことができる、まさに贅沢な一冊です!



おまけ)読書の秋と勉強の秋を同時に感じられる2冊



『サピエンス全史』

教養本としてベストセラーとなった本作。人間の原点、ひいては現代の社会の目線から読んでも非常にためになる究極の教養本です。なかなかの読み応えなので、普段は時間が取れない場合でも、秋の夜長を利用してチャレンジしてみてはいかがでしょうか?



『読むだけで身に付く教養シリーズ』

これまた教養本としてベストセラーとなったシリーズです。本シリーズは1日1個の教養を身に着け、それを365個、つまり365日で身に着けようとする趣旨になっていますが、むしろ「もっと知りたい」という知識欲によって一気読みする方も少なくはないようです。秋の夜長を利用して教養を身に着け、人生をより豊かにしてみてはいかがでしょうか?



以上が、今回ご紹介する作品です。
読書の秋に、まだ読んだことがない本や、昔読んだ本の再読などをしてみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!