にわか読書好きによる本紹介

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次世代のミステリ女王・芦沢央さん作品の紹介9選

近年、作品を出す度に話題をさらっていく、まさに次世代のミステリ女王にふさわしい芦沢央さん。

単なるミステリにとどまらず、読んだ後に必ず衝撃を受けるどんでん返しや、しばらく放心状態となるような読了感など、作品ごとに違った味を楽しむことができる作家さんです!

目標とされる作家さんはスティーヴン・キングペンネームの由来は、大学の先輩である辻村深月さんの作品、『凍りのくじら』の主人公・芦沢理帆子から取られているそうです。

僕はすべての作品を読んだわけではないため、今回は芦沢央さんの作品の中から9冊をご紹介しようと思います!




『罪の余白』

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。「全然悩んでいるようには見えなかった」。クラスメートからの手紙を受け取った安藤の心に、娘が死を選んだ本当の理由を知りたい、という思いが強く芽生える。安藤の家を弔問に訪れた少女、娘の日記を探す安藤。二人が出遭った時、悪魔の心が蠢き出す…。女子高生達の罪深い遊戯、娘を思う父の暴走する心を、サスペンスフルに描く!

内容(「BOOK」データベースより)



『悪いものが、来ませんように』

助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気に悩んでいた。彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。そして育児中の奈津子も、母や夫、社会となじめず、紗英を心の支えにしていた。そんな2人の関係が恐ろしい事件を呼ぶ。紗英の夫が他殺死体として発見されたのだ。「犯人」は逮捕されるが、それをきっかけに2人の運命は大きく変わっていく。最後まで読んだらもう一度読み返したくなる傑作心理サスペンス!

内容(「BOOK」データベースより)

『今だけのあの子』


何時だって何歳だって女の友情はめんどくさくって、あやうくって、美しい。OL、ママ友、中高生…。さまざまな年代、立場の女性の友情に隠された想いを情感あふれる筆致で描ききる!注目度ナンバーワンの新鋭が贈る連作ミステリ。

内容(「BOOK」データベースより)



『いつかの人質』


宮下愛子は幼い頃、偶発的に起きた誘拐事件に巻きこまれ失明してしまう。そして12年後、彼女は再び何者かに連れ去られる。いったい誰が、何の目的で?一方、人気慢画家の江間礼遠は突然失踪した妻、優奈の行方を必死に捜していた。優奈は誘拐事件の加害者の娘だった。長い歳月を経て再び起きた「被害者」と「加害者」の事件。偶然か、それとも…!?急展開する圧巻のラスト。大注目作家のサスペンス・ミステリー。

内容(「BOOK」データベースより)



『許されようとは思いません』


「これでおまえも一人前だな」入社三年目の夏、常に最下位だった営業成績を大きく上げた修哉。上司にも褒められ、誇らしい気持ちに。だが売上伝票を見返して全身が強張る。本来の注文の11倍もの誤受注をしていた―。躍進中の子役とその祖母、凄惨な運命を作品に刻む画家、姉の逮捕に混乱する主婦、祖母の納骨のため寒村を訪れた青年。人の心に潜む闇を巧緻なミステリーに昇華させた5編。

内容(「BOOK」データベースより)



『火のないところに煙は』


「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが―。予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

内容(「BOOK」データベースより)



『カインは言わなかった』

芸術にすべてを懸けた男たちの、罪と罰
エンタメ界のフロントランナーが渾身の力で書き上げた、
慟哭のノンストップ・ミステリー!

「世界のホンダ」と崇められるカリスマ芸術監督率いるダンスカンパニー。
その新作公演三日前に、主役が消えた。
壮絶なしごきにも喰らいつき、すべてを舞台に捧げてきた男にいったい何があったのか。
“神”に選ばれ、己の限界を突破したいと願う表現者たちのとめどなき渇望。
その陰で踏みにじられてきた人間の声なき声……。様々な思いが錯綜し、激情はついに刃となって振るわれる。

内容(「BOOK」データベースより)



『汚れた手をそこで拭かない』

平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、認知症の妻を傷つけたくない夫。元不倫相手を見返したい料理研究家…始まりは、ささやかな秘密。気付かぬうちにじわりじわりと「お金」の魔の手はやってきて、見逃したはずの小さな綻びは、彼ら自身を絡め取り、蝕んでいく。取り扱い注意!研ぎ澄まされたミステリ5篇。

内容(「BOOK」データベースより)



『神の悪手』

破滅するとしても、この先の世界が見たい――将棋に魅せられた者たちの苛烈な運命。
棋士の養成機関である奨励会。年齢制限による退会が迫る中でも昇段の目がない岩城啓一は、三段リーグ戦前夜、対戦相手からある“戦略”を持ちかけられるが……。追い詰められた男が将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、丹念に描き出す将棋ミステリ。

内容(「BOOK」データベースより)


以上が、今回ご紹介する9作品となります。どれも超オススメですが、個人的には将棋が好きなので『神の悪手』、まだ芦沢さんの作品を読んだことがない方は『悪いものが来ませんように』と『火のないところに煙は』、もっと読んでみたい!という方は『いつかの人質』や『許されようとは思いません』などがオススメです!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!