にわか読書好きによる本紹介

にわか読書好きによる本紹介です✧◝(⁰▿⁰)◜✧

本や読書にまつわる本の紹介

様々な本の中で、いわゆる「本や読書についての本」というのも少なくありません。そのような本を読むことで、大好きな本や読書の愛着がさらに強くなるのではと思っています!

今回は、そんなたくさんの「本や読書にまつわる本」の中から、個人的にオススメしたい5冊を紹介致します!



『あるかしら書店』ヨシタケシンスケ

その町のはずれの一角に、「あるかしら書店」があります。このお店は「本にまつわる本」の専門店。店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれます。今日もあるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってきます。
この本屋さんでは、「あったらいいな」という本や夢いっぱいのグッズが、次から次へと飛び出します。月明かりの下でしか読めない「月光本」、読書に付き合ってくれる「読書サポートロボ」、ふたつの本を合わせて初めて読むことができる「2人で読む本」などなど、読んだらきっと「本ってやっぱりいいよねぇ」と言いたくなってしまうエピソードが満載。

(「BOOK」データベースより)


単なる本ではない、色々な仕掛けがなされたユニークな本を取り扱う本屋さん。お客さんさんは様々な理由から、これまた様々な本を「あるかしら?」と探しに来店します。読むとますます本が好きになる、特に本や読書が好きな方にはぜひ読んでほしい作品です!




『本のエンドロール』安藤祐介

本の奥付に載っている会社名の後ろには、悩みながらも自分の仕事に誇りを持ち、本を造る「人」たちがいる。豊澄印刷の営業・浦本も、日々トラブルに見舞われながら「印刷会社はメーカーだ」という矜持を持ち、本造りに携わる一人。本を愛する人たちの熱い支持を集めた物語が、特別掌編を加え、待望の文庫化!

(「BOOK」データベースより)

本の制作に関わる人や会社などが載る、本の最後の方にある「奥付」。一冊の本を作るためにどれだけの労力と時間が費やされているか、まるで一本の映画を観たあとのエンドロールのような作品。本が好きな方は必ず読むべき一冊です!


『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤孝

ネット社会だからこそ読みたい一冊。ネットでは拾えない知識や経験、それらの広さや深さを、読書によって補うことができる。なぜ本を読むのかということから、難しい本の読み方まで、より読書を深く面白くするために最適な一冊です!




『有名人の愛読書』ブルボン小林

星野源さんや阿部寛さん、大坂なおみさんや安倍晋三さん、さらにはドナルド・トランプさんまで、計50人の著名人の愛読書やその理由が紹介されている、非常に興味深い一冊です!


『わたしのなつかしい一冊』

先述した『有名人の愛読書』の作家さんバージョン。養老孟司さんや角田光代さんといった著名な作家さんの「なつかしい一冊」をのぞいてみてはいかがでしょうか!こちらの興味深い一冊です!



以上が、今回紹介する5冊となります。本にまつわる本に触れることで、より本や読書に愛着が湧くのではないでしょうか!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

新人の小説家や作家を応援する醍醐味

僕は新人の小説家さんや作家さん、なんなら小説家や作家になる前の「卵」の方を応援するのが好きです。

ネット等が発達した今は、SNSやプラットフォームなどに自分の作品を幅広く見てもらえる機会が増え、また公募やコンテスト参加などにより、自分の作品を世にデビューさせる機会も増えてくるなど、「創作」に関する自由度は大きくなってきています。

そのような環境であるため、老若男女問わず、また経験の有無なども問わず様々な方が作品を発表している近年では、たとえ有望な作品であっても埋もれてしまう場合が少なくありません。これは非常にもったいないことだし、また良い作品が一人でも多くの方の目に留まらない事態は避けなければならないと考えます。

だから僕は、微力ながらこのような方々や作品を応援・宣伝する活動をしています。これにより少しでも良い小説家さんや作家さん、このような方々が書いた素晴らしい作品を一人でも多くの方に知ってもらえたらと思っています。

この活動の一番の醍醐味は、新人小説家・作家と読者の出会いの場を創設し、双方の喜びを一緒に感じられるところです。作品を作る側は見てもらえる機会が増え、創作意欲が高まったり、改善点を見つけたりすることができ、また読者側は既存の作品だけでなく、いわゆる「掘り出し物」に出会うことができるようになります。これらは双方にとって大いなるメリットではないでしょうか。


また、「出版業の盛り上げに微力ながら貢献できること」もこの活動の醍醐味だと考えています。

「面白い本」というのは、なにも書店で売られている既存の本だけではありません。先述した通り、「まだ知られていない無名の作品、あるいは埋もれてしまっている作品」にもたくさん存在します。

そのような作品に触れることで、先述した「掘り出し物」を発掘し、早い段階から応援することができます。これも醍醐味の一つではないでしょうか。


さらに、デビュー前や新人の頃から応援することで、その小説家さんや作家さんが有名になった時に、「古参」として自慢することも可能です。アイドルの古参自慢と一緒ですねಠωಠ!

みなさんも、推しの新人小説家さん・作家さんを見つけてみてはいかがでしょうか!



以上が、個人的に考える「新人の小説家や作家を応援する醍醐味」になります。

Twitter(@honshoukai_ruka)で定期的に小説家さんや作家さん、おすすめの本などを紹介しています!興味とお時間があればぜひご覧いただけると嬉しいです!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

本屋大賞の魅力と個人的おすすめ5冊

本に関する賞には様々なものがありますが、その中でも特に知名度の高いものといえば、芥川賞直木賞、そして本屋大賞でしょう。

このうち、芥川賞直木賞については、選考委員として著名な小説家や作家が候補作や大賞を決めるため、選ばれる作品は非常に優秀であることに間違いありませんが、では一般の読書好きにウケるかいえば必ずしもそうではありません。本の専門家がその専門領域で何かを決めたり選んだりしたところで、よほどの読書家でない限り、私達一般人がそれを吟味するのは難しい面もあるからです。もちろん、前述したとおり、選ばれる作品は非常に優秀であることは間違いないことを強調しておきます。

その点、本屋大賞というのは、全国の「書店員」によって選ばれるものです。この書店員が、「面白かった」「みんなに読んでもらいたい」「うちの書店でも売りたい」と思った作品が、本屋大賞の候補作、ひいては大賞に選ばれます。新旧様々な本に囲まれた書店で働く人々によって選ばれるということは、「客観的」にも面白い作品が選ばれやすいということであり、したがって私達一般人でも面白いと思えるような作品が選ばれやすくなるといえます。

つまり、本屋大賞は、「より一般的な読者の目線」に近い作品が選ばれるといえ、読みたい本選びの参考になったり、読んだことのない作者を発掘したりする良い機会であることに、その魅力があると思います。


ここで、本屋大賞の選考方法を軽くみておきましょう。

本屋大賞では「本屋大賞部門」だけでなく、「翻訳小説部門」、「発掘部門」というカテゴリーからも大賞が選ばれます。具体的な選考方法はこちら。


本屋大賞
(1) 一次投票で一人3作品を選んで投票
(2) 一次投票の集計結果、上位10作品をノミネート本として発表
(3) 二次投票はノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書き、
  ベスト3に順位をつけて投票。
(4) 二次投票の集計結果により大賞作品を決定
投票の得点換算は、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点

【翻訳小説部門】
一人3作品まで投票可。
本屋大賞」発表時に、「翻訳部門」の上位3作品を発表

【発掘部門】
一次投票時に既刊本のお勧め本を一点投票
本屋大賞」発表時に、「発掘部門」に投票された作品をリスト化して発表


本屋大賞は知っていたけど、翻訳小説部門や発掘部門は知らなかったという方は、これを機にそれぞれのカテゴリーの、年度別の作品をチェックしてみてはいかがでしょうか!



ここからは、本屋大賞作品から、個人的にオススメしたい5冊をご紹介いたします。


2012年本屋大賞/『舟を編む三浦しをん

マイペースで「言葉」に対して並々ならぬ熱意を持った馬締光也が、これまた個性的な仲間と共に、「大渡海」という一冊の辞書を編纂していくお話。言葉の集め方や選び方はもちろん、辞書に使う紙選びまでこだわる姿は、プロフェッショナルを感じます。読むときっと辞書や言葉が好きになる一冊です!



2007年本屋大賞/『夜のピクニック恩田陸

青春小説の定番にして最高峰の一冊。一夜を通して80㎞の道のりをただ歩く「歩行祭」という高校の伝統を描いた学園青春ミステリ。時間がゆったりと流れる秋の夜長にぴったりな一冊です!


2017年本屋大賞/『蜜蜂と遠雷恩田陸

本屋大賞と同時に、直木賞も受賞した作品。音楽を文字で表現するという離れ業を体感することができ、まるで「音楽を読んでいる」ような感覚に陥ります。読書の秋を感じつつ、同時に音楽の秋、芸術の秋も感じることのできる贅沢な一冊です!



2018年本屋大賞/『かがみの孤城辻村深月


とにかく物語が超壮大でかつ深い。辻村深月さんが得意とする「若者の感情や心情が揺れ動くさまが丁寧かつ細やかに描写された」素敵な一冊。悩みは本当に人それぞれであり、相手の感情を完全に理解することはできない。だからこそ相手を想うことで、向き合うことができる。生きづらさを感じているすべての人が読むべき一冊です! 



2020年本屋大賞/『流浪の月』凪良ゆう


運命というのは残酷であり、しかし儚さや美しさも兼ね備えています。再開すべきでなかった二人が再開したとき、私が胸が震えました。この物語の最後には、本編を通して伝えたかった「何か」がきっと届くはずです。



以上が、本屋大賞の魅力及び、個人的におすすめの5冊の紹介となります。少しでも参考にしていただけたら幸いです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

『火花』だけじゃない!個人的にオススメしたいピース又吉作品

僕の大好きな芸人&作家、ピース又吉さん。

ピースとしてのコントはもちろん、
現在主催されている劇団のコントも大好き。

又吉さんの世界観が好きで、又吉さんの書く文章や表現力もたまらなく大好きなのです。


僕の又吉さん愛もそこそこに、芥川賞受賞作品の『火花』をはじめ、小説執筆の原点となった『劇場』、自由すぎる自由律俳句を収めた『カキフライが無いなら来なかった』、又吉さんの下積み時代の目線で東京の風景を見た『東京百景』など、面白くて素敵な作品を数多く世に出されています。お笑い芸人ならではの目線、思考がふんだんに散りばめらた、『火花』をはじめとするオススメの作品をご紹介致します!




まずはこの作品!芥川賞受賞『火花』

売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。第153回芥川賞受賞作。芥川賞受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を収録。

(「BOOK」データベースより)

いわずとしれた、芥川賞受賞作品。映像化もされ有名となった作品は、お笑い芸人としての下積み時代が長かった又吉さんにしか書けないであろう素敵な世界観となっています。又吉さんの作品に触れようとする方は、まずこの作品から入ってみてはいかがでしょうか!




又吉さんの小説の原点『劇場』

高校卒業後、大阪から上京し劇団を旗揚げした永田と、大学生の沙希。それぞれ夢を抱いてやってきた東京で出会った。公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、ままならない日々を送る永田にとって、自分の才能を一心に信じてくれる、沙希の笑顔だけが救いだったー。理想と現実の狭間でもがきながら、かけがえのない誰かを思う、不器用な恋の物語。芥川賞『火花』より先に着手した著者の小説的原点。

(「BOOK」データベースより)

お笑い芸人として、劇団を主催されている又吉さんが描く、劇団と恋の物語。上手く行かない事は決して無駄ではなく、もがき続けることで新たな光を探っていく。なんとも熱くて淡くて爽やかな作品です!




又吉版『人間失格』のような作品『人間』

僕達は人間をやるのが下手だ。38歳の誕生日に届いた、ある騒動の報せ。何者かになろうとあがいた季節の果てで、かつての若者達を待ち受けていたものとは?初の長編小説にして代表作、誕生!!

(「BOOK」データベースより)

又吉さんが愛してやまない、太宰治の代表作『人間失格』の又吉版のような小説。人間とはなにか、生きるとはなにか、そしてなにより、又吉さんの太宰治愛が各所で伝わってくる作品です!




又吉さんによる作品紹介風エッセイ『第2図書係補佐』

お笑い界きっての本読み、ピース又吉が尾崎放哉、太宰治江戸川乱歩などの作品紹介を通して自身を綴る、胸を揺さぶられるパーソナル・エッセイ集。巻末には芥川賞作家・中村文則氏との対談も収載。

(「BOOK」データベースより)

又吉さんによる、書評のようなエッセイ集。曰く、「学生に読んで欲しい」「本を好きになって欲しい」ラインナップになっているようで、その洞察力や文章力たるや、まさに圧巻です。巻末の、中村文則さんによるピースのネタについて語りも素敵で、まさに贅沢な一冊です!




又吉さん目線の東京珍百景『東京百景』

ピース・又吉直樹、すべての東京の屍に捧ぐ。「東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい」いま最も期待される書き手による比類なき文章100編。自伝的エッセイ。

(「BOOK」データベースより)

又吉さんが18歳で上京し、苦しい下積み時代に見た東京の風景をエッセイとしてまとめた作品。当時の苦しさを見事に「面白おかしく」表現されているのは又吉さんのなせる技術。特に、苦しみは楽しみの「前フリ」という表現が大好きで素敵です!




又吉さんがなぜ本を読むのか『夜を乗り越える』

芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える。また、大ベストセラーとなった芥川賞受賞作『火花』の創作秘話を初公開するとともに、自らの著作についてそれぞれの想いを明かしていく。「負のキャラクター」を演じ続けていた少年が、文学に出会い、助けられ、いかに様々な夜を乗り越え生きてきたかを顧みる、著者初の新書。

(「BOOK」データベースより)

なぜ又吉さんが本を読むのか。何のために、何が面白くて、そこから何を学ぶか、又吉さんの頭の中を覗き見ることのできる作品。読めば読書に対する考え方や楽しみ方が変わる、かもしれない一冊です!




又吉さん✕せきしろさんによる、自由すぎる自由律俳句集『カキフライが無いなら来なかった』

五七五の形式を破り自由な韻律で詠む自由律俳句を、妄想文学の鬼才せきしろと、お笑いの奇才「ピース」又吉が多数放出。「雨と冷蔵庫の音に挟まれ寝る」(せきしろ)、「転んだ彼女を見て少し嫌いになる」(又吉直樹)など、センチメンタル過剰で自意識異常な世界が広がる。五百以上の句と散文、著者二人の撮影写真から構成。文庫用書き下ろしも収載。

(「BOOK」データベースより)

自由律俳句集。ただし、妄想文学の鬼才・せきしろさんと、芥川賞作家・又吉直樹さんによる「目の付け所が凄まじい自由律俳句趣味」です。一つ一つの自由律俳句をつまみ食いしていると、いつのまにか読み終えてしまう魅力的な作品です!



以上が、今回紹介する作品となります。
お笑い芸人としての又吉さんしか知らない方や、そもそも誰だよ、という方まで、ぜひ「文筆家・又吉直樹」の世界に触れてみてはいかがでしょうか!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

大人が読んでも面白い絵本5選

絵本といえば、子供の読み物。というのは今日では通用せず、最近では大人が読んでも十分面白い、癒やされる作品や深い作品が多く存在します。そんな、大人が読んでも面白い絵本の中から、特に個人的にオススメしたい作品を5冊紹介いたします。


「こんな本あったらいいな」を描く空想絵本

その町のはずれの一角に、「あるかしら書店」があります。このお店は「本にまつわる本」の専門店。店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれます。今日もあるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってきます。
この本屋さんでは、「あったらいいな」という本や夢いっぱいのグッズが、次から次へと飛び出します。月明かりの下でしか読めない「月光本」、読書に付き合ってくれる「読書サポートロボ」、ふたつの本を合わせて初めて読むことができる「2人で読む本」などなど、読んだらきっと「本ってやっぱりいいよねぇ」と言いたくなってしまうエピソードが満載。

(「BOOK」データベースより)


単なる本ではない、色々な仕掛けがなされたユニークな本を取り扱う本屋さん。お客さんさんは様々な理由から、これまた様々な本を「あるかしら?」と探しに来店します。読むとますます本が好きになる、特に本や読書が好きな方にはぜひ読んでほしい作品です!



少年の成長を見守る大きな木視点の、少し切ない物語

幼い男の子が成長し、老人になるまで、温かく見守り続ける1本の木。
木は自分の全てを彼に与えてしまいます。それでも木は幸せでした。
無償の愛が心にしみる村上春樹訳の世界的名作絵本。


少年が大好きな大きな一本の木。少年が成長していき、その少年がお金がほしい、家がほしいなどと言えば、それを大きな木は違う形で叶えてくれる。そして最後は少し切ない、けれども心温まる物語です。
子供が読むのと、大人が読むとではまた違った捉え方ができる、素敵な一冊です!



世界の人口をぎゅっと縮めることで見えてくる世界


(出版当時)世界には63億人の人がいますが、もしもそれを100人の村に縮めるとどうなるでしょう。100人のうち61人がアジア人です。13人がアフリカ人…。インターネットで世界中を駆けめぐった現代の民話。英文併記。

内容(「MARC」データベースより)

世界の様々な問題というのは、世界規模で考えるとどうしても分かりにくく、また規模が大きすぎて考えることすら放棄したくなるもの。それを「世界がもし100人の村だったら」という考え方を用いることで、世界の様々な問題をよりシンプルに考えられるようになります。これぞまさに、大人が読むべき絵本の一つではないでしょうか。なお、その日本版ともいえる作品も一緒に紹介しますので、興味があればぜひ!


哲平くんと宇宙人が教えてくれる大切なこと

引っ込み思案な小学生の哲平くんと愉快な宇宙人の不思議な大冒険。学校に行きたくない哲平くんは、宇宙船にさらわれて知らない惑星にたどり着きました。そこでは毎日がパーティーみたいで楽しくて有頂天になりました。でもあるとき大事なことを思い出して...。家族や友達の大切さに気付く、大人になっても読んでほしい絵本。

引っ込み思案な哲平くんが、ひょんなことから宇宙人にさらわれてしまいますが、そこで哲平くんは不思議で愉快な体験をします。読了後は心温まり、現代人が忘れがちな「人から愛されている」ということを思い出させてくれます。大切な人への贈り物としてもおすすめです!



現代の問題を表面化した、大人が読むべき作品

「ママね、かんたろうがおもってるよりず~~っと、かんたろうのことがすきなのよ」ちょっとだけ、スマホを置いて、子どもの顔を、見てみよう。そこには、気づかなかった笑顔がいっぱいあるはず。世界中が感動した、シンガポールの小学生の作文『スマホになりたい』を元に、人気絵本作家・のぶみが描く、全国のママに読んで欲しい一冊!

(「BOOK」データベースより)


シンガポールの小学生の作文『スマホになりたい』を元に作られた絵本。確かに、子育てを含め色々とストレスのたまる現代において息抜きは大切ですが、それと引き換えに大切なものを見逃しているのではないか。きっと、多くの大人に心当たりがあるのではないでしょうか。大人が読むべき小説の一つです。


以上が、今回ご紹介する絵本です。色々と疲れやすい現代だからこそ、たまにはほのぼのとした、けれども心温まり、考えさせられる絵本を眺めてみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


にわか読書好きがすすめる、一度は読むべき小説②(随時更新)

とても偉そうなタイトルですが、私自身めちゃくちゃ本を読むわけではありません(でも、趣味は読書です。読書大好きです)。

そんな(にわか読書家である)私だからこそ、読書を趣味にするなら必ず読むべきメジャーな小説をご紹介出来ると思い、このブログを投稿しています!

ご紹介する本は随時更新していく予定なので、少しでも興味があればぜひご覧いただけると嬉しいです☺️!

なお、本との出会いは偶然性が大切だと思っているため、作者別やジャンル別などではなく、ランダムに紹介していますので、まだ読んだことのない作者や本との出会いを楽しんで下さい!



『満願』米澤穂信

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

世にも奇妙な物語のような、独特で不思議な世界観が特徴の短編集。伏線があちらこちらに散りばめられており、ラストは衝撃の結末です!



『ハーモニー』伊藤計劃

21世紀後半、“大災禍”と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築きあげていた。医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、見せかけの優しさや倫理が横溢する“ユートピア”。そんな社会に倦んだ3人の少女は餓死することを選択したーそれから13年。死ねなかった少女・霧慧トァンは、世界を襲う大混乱の陰に、ただひとり死んだはずの少女の影を見るー『虐殺器官』の著者が描く、ユートピアの臨界点。

(「BOOK」データベースより)

まるで、価値観を揺さぶられるような作品。とっつきにくいのは最初くらいで、すぐにその世界観にハマり一気読みすること間違いなしです。
僕が好きな作者の一人、伊藤計劃さんの作品。若くして亡くなられたので、新しい作品を読むことができないのが残念です。



『世にも奇妙な君物語』朝井リョウ


異様な世界観。複数の伏線。先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖。もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずにーでは始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。

(「BOOK」データベースより)

朝井リョウさんの遊び心、表現力、ストーリーの構成力が詰まった贅沢な一冊。短編集になっており、個人的には特に一話目がリアルに怖かった…。映像化しても面白そうな作品。



模倣犯宮部みゆき

火車』、『理由』とならび、宮部みゆき作品史上の最高傑作とも言われる作品。誘拐事件を題材としたミステリーとしてはもちろん、どのようにして犯罪が起きるのかという犯罪心理学に触れることができる面白い作品です!



『カキフライが無いなら来なかった』せきしろ又吉直樹

五七五の形式を破り自由な韻律で詠む自由律俳句を、妄想文学の鬼才せきしろと、お笑いの奇才「ピース」又吉が多数放出。「雨と冷蔵庫の音に挟まれ寝る」(せきしろ)、「転んだ彼女を見て少し嫌いになる」(又吉直樹)など、センチメンタル過剰で自意識異常な世界が広がる。五百以上の句と散文、著者二人の撮影写真から構成。文庫用書き下ろしも収載。

(「BOOK」データベースより)

自由律俳句集。ただし、妄想文学の鬼才・せきしろさんと、芥川賞作家・又吉直樹さんによる「目の付け所が凄まじい自由律俳句趣味」です。一つ一つの自由律俳句をつまみ食いしていると、いつのまにか読み終えてしまう魅力的な作品です!



『あつあつを召し上がれ』小川糸

この味を忘れることは、決してないだろうー。10年以上つきあった恋人との、能登へのお別れ旅行で味わった最高の朝食。幼い頃に、今は亡き母から伝授された、おいしいおみそ汁のつくり方。何年か前に家族みんなで並んでやっとありついた、天然氷でつくった富士山みたいなかき氷…。ときにはほろ苦く、ときには甘く優しく、身も心も温めてくれる、食卓をめぐる7つの感動の物語。

(「BOOK」データベースより)

誰しも、背景や思い入れのある料理は存在するもの。本作品に出てくる「あつあつ」の料理には、それぞれに様々な背景や思い入れがあり、どれも心が温まる物語になっています。ぜひ、自分の好きな料理や作ってくれる人などを思い浮かべながら読んでみてください!



世界から猫が消えたなら川村元気

郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化!

(「BOOK」データベースより)

オススメしている側としてこんなことを言うのはアレですが、正直この作品を上手く紹介することが出来ません。それは、人によってはこの作品は「哲学書」と評価する場合が少なくないからです。ただ一つ言えるのは、「人は失ってからそれの大切さに気付く」ということです。自分の人生とはなにか、考えさせられる一冊です!



『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

(「BOOK」データベースより)

悪事を働いたグループの逃亡劇、ではなく、まさかの時空を超えての展開へ。物語を通じて、人生は決してよいことばかりではなく、その時の選択によってその後の人生は全く大きく変わるもの、そんなことを考えさせられる素敵な作品です!



コーヒーが冷めないうちに川口俊和

お願いします、あの日に戻らせてくださいー。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。

(「BOOK」データベースより)

とある喫茶店のとある座席に座ると、望んだとおりの時間に戻ることが出来る。そこから始まる4つのストーリーはどれも涙なしには読むことができません。ちなみに、めったに泣かない僕も2回泣きました…。



『罪の声』塩田武士

京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それは日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始めー。圧倒的リアリティで衝撃の「真実」を捉えた傑作。

(「BOOK」データベースより)

グリコ森永事件を題材にした本作。加害者関係者とメディアというそれぞれの視点から事件の全貌に迫っていく。映像化されたものも面白いので、ぜひ両方チェックしてみてください!




以上が、今回ご紹介する作品となります。

なお、同じ内容のブログのパート①もございますので、こちらもご覧いただけると嬉しいです!

rukadokusho.hatenadiary.jp


ここまで読んでいただきありがとうございました!少しでも良い本との巡り合わせに貢献できていたら幸いです(*^^*)!

にわか読書好きがすすめる、一度は読むべき小説20選①

とても偉そうなタイトルですが、私自身めちゃくちゃ本を読むわけではありません(でも、趣味は読書です。読書大好きです)。

そんな(にわか読書家である)私だからこそ、読書を趣味にするなら必ず読むべきメジャーな小説をご紹介出来ると思い、このブログを投稿しています!

ご紹介する本は随時更新していく予定なので、少しでも興味があればぜひご覧いただけると嬉しいです☺️!

なお、本との出会いは偶然性が大切だと思っているため、作者別やジャンル別などではなく、ランダムに紹介していますので、まだ読んだことのない作者や本との出会いを楽しんで下さい!



(2021-9-20・2冊更新)


『殺戮にいたる病』我孫子武丸

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!

(「BOOK」データベースより)

いわゆる、叙述ミステリー色の強い作品。グロテスクな表現を含むため、読む人を選ぶ作品だと思いますが、メッセージ性の強いストーリーと、おそらくほとんどの方が騙されるであろう叙述トリックが、一気読みさせること間違いなしです。ちなみに僕は完全に騙されました。




アイネクライネナハトムジーク伊坂幸太郎

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL…。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。

(「BOOK」データベースより)

それぞれ、『出会い』をテーマにした6つの短編集。それぞれのお話に少しずつ不思議で奇妙な接点があり、短編集ながら一気読みしてしまう作品です!伊坂幸太郎さんの小説にしては珍しく、恋愛が絡んだお話になっているので、普段から伊坂幸太郎さんの作品を読む方ほど、新鮮な気持ちで読めると思います!



『64』横山秀夫

元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。

(「BOOK」データベースより)

事件の裏にある、ノンキャリアの指定席である刑事部長ポストをめぐるキャリア組との戦いが見物。視察を成功させたいキャリア組の警務部と本庁、これを阻止したいノンキャリア組刑事部それぞれの思惑の中で、三上の揺れ動く心情を中心した人間ドラマが展開される様が非常にスリル満点でハラハラすること間違いなしです!


(2021-8-30・2冊更新)

九州で展開するコンビニ「テンダネス」の門司港こがね村店を舞台とした6編の連作短編集。

あなたの心、温めます。九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた人がやってくるのだから……。コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説。

(「BOOK」データベースより)

フェロモンただ漏れ「フェロ店長」こと志波三彦をはじめ、この店に関わるキャラの立った人々の目線でテンポ良く描かれたハートフルかつユーモア溢れるお仕事小説です。読了後は多くの方が続編を望む理由がわかりました!それくらい面白い小説です(。•̀ᴗ-)✧


米澤穂信が描く、男子高校生による「青春時代のきらめきとその陰り」が光る作品


堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが……。
放課後の図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。
爽やかでほんのりビターな米澤穂信の図書室ミステリ、開幕!

(「BOOK」データベースより)

最初は、男子図書委員の2人による、ほのぼのとした探偵ごっこのお話かと思っていたけど、後半に行くに連れてシビアで物哀しいお話でした。解説で「青春時代のきらめきとその陰り」と言い表されていたとおり、ふたりの男子高校生だからこその空気感が心地よい一冊です!



(2021-8-29・2冊更新)


本好きという共通点があるダイアナと彩子の成長と友情を描くダブルヒロインの物語


私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が……。少女から大人に変わる十余年を描く、最強のガール・ミーツ・ガール小説。

(「BOOK」データベースより)

勧められて読んだ本。女性向けかな?と最初は思いましたが、まったくそうではなく、誰が読んでも最高の読了感を貰える素敵な本。特に本が好きな方に読んでいただきたい一冊です!



これぞ森見節!森見登美彦が描く「偽京都」と「愛すべきキャラクター」が全開のぽんぽこワールド。


社会人2年目の小和田君は仕事が終われば独身寮での夜更かしを楽しみとする地味な生活。ある日、狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」との出会いから、めくるめく冒険の一日が幕を開ける。第2回京都本大賞受賞作!

(「BOOK」データベースより)

本当に、森見登美彦さんでないと描けないのではないかと思うくらい独特な世界観。日常からいきなり急展開した日常、そこから物語の核として進んでいく。しかも、これが土曜日の一日の中で起きたこととしての物語であると思うと、濃厚な一日すぎだろ(笑)と。読了後は「怠け者でいたい」と思うこと間違いなしです。



(2021-8-25・2冊更新)



水墨画という「線」の芸術が、深い悲しみの中に生きる「僕」を救う。

線は、僕を描く

小説の向こうに絵が見える!

美しさに涙あふれる読書体験両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。描くのは「命」。はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。

(「BOOK」データベースより)


水墨画の知識がなくても楽しめました!

恩田陸直木賞蜜蜂と遠雷」が、ピアノの演奏を見事に言語化していたように、本作品は水墨画という芸術を見事に言語化している一冊です。





どんな一流でも悩みを抱えて生きている。

跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り。刃物はおろか机の角まで怖い尖端恐怖症のやくざ。ダンディーで権力街道まっしぐら、の義父のカツラを剥がしたくてたまらない医者。伊良部総合病院地下の神経科には、今日もおかしな患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が……この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者を癒す名医なのか!? 

内容(「BOOK」データベースより)



5話の短編。それぞれの主人公は真面目な故にスランプに陥り、伊良部の元を訪れるが、余りに非常識な性格の伊良部に振り回されている内に症状が治ってしまうという物語。 読んでいる内に、本を読んでいるこちらまで、なんだか気持ちが軽くなる不思議な感覚になる一冊です。



(2021-8-23・2冊更新)



「今の自分を変えたい」と思ったらすぐに読むべき究極の自己啓発小説。

(以下、あらすじ(「BOOK」データベースより))

ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!? シリーズ400万部超えの第1弾、再単行本化!



自己啓発本だが、インドの神様「ガネーシャ」を先生役に置くことで素直に受け入れられる、非常によく考えられた素敵な小説。学業や仕事投入量をで上手くいかなと思うことがある人にはぜひ読んでほしい一冊です。



「あなたは父になる前の父親を知っていますか?あなたが生まれる前の母親に会いたいですか?」

(以下、あらすじ(「BOOK」データベースより))

死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。

父と息子の距離というのはあまりにも近すぎる、だから永遠にわかりあえない壁のようなものがあるような気がします。もし自分に子供ができ、その子のことで悩むことがあったら、もう一度この本を開いてみようと思いました。

(5/7・2冊更新)



自衛隊のイメージが変わる、自衛隊の広報室という珍しい内容が新鮮な1冊

(以下、あらすじ(「BOOK」データベースより))


不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い…。ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。



はじめはドラマから、その後原作を読みました。まず、自衛隊に広報を請け負う部署があることさえ知らず、それも含めて自衛隊のイメージが変わりました。

そして、主人公である空井大祐の心情は、読み進める度に考えさせられるものがありました。とりわけ、「はじめから、あるいは途中で夢を諦める」ではなく、「夢を叶えてから、その夢を諦める(手放す)」という、ありそうでなかなかないジャンルが、新鮮でかつ感情移入できた要因の一つかなと思いました。なにか夢を追う方や、なにかを極めている方にオススメできる一冊です!





宮部みゆき流ハードボイルド」杉村三郎シリーズ第5弾。中篇3本からなる本書のテーマは、「杉村vs.〝ちょっと困った〟女たち」

(以下、あらすじ(Amazon説明から引用))

宮部みゆき流ハードボイルド」杉村三郎シリーズ第5弾。
中篇3本からなる本書のテーマは、「杉村vs.〝ちょっと困った〟女たち」。
自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザーを相手に、杉村が奮闘します。

【 収録作品】
絶対零度」……杉村探偵事務所の10人目の依頼人は、50代半ばの品のいいご婦人だった。一昨年結婚した27歳の娘・優美が、自殺未遂をして入院ししてしまい、1ヵ月以上も面会ができまいままで、メールも繋がらないのだという。杉村は、陰惨な事件が起きていたことを突き止めるが……。

「華燭」……杉村は近所に住む小崎さんから、姪の結婚式に出席してほしいと頼まれる。小崎さんは妹(姪の母親)と絶縁していて欠席するため、中学2年生の娘・加奈に付き添ってほしいというわけだ。会場で杉村は、思わぬ事態に遭遇する……。

「昨日がなければ明日もない」……事務所兼自宅の大家である竹中家の関係で、29歳の朽田美姫からの相談を受けることになった。「子供の命がかかっている」問題だという。美姫は16歳で最初の子(女の子)を産み、別の男性との間に6歳の男の子がいて、しかも今は、別の〝彼〟と一緒に暮らしているという奔放な女性であった……。



宮部みゆきさんの作品の中でも特に人気のある、「杉村三郎シリーズ」の第5弾になります。それぞれの中篇での事件が現実世界でニュースになるならば、おそらく、どれもごくありふれたニュースになるような内容です。しかし、それぞれの事件においてその当事者に自分がなるか、ならないかは本当に紙一重、それゆえに身近な恐怖を感じました。宮部みゆきさんが描く「人間のリアリティ」が、この作品をさらに魅力的なものにしていると感じました。



(4/16・2冊更新)



本屋大賞2度、直木賞山本周五郎賞など数々の名誉ある賞を受賞した恩田陸さんが送る魅惑的な学園ミステリー

『麦の海に沈む果実』

(あらすじ・BOOKデータブック引用)

三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。二月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。

若者特有の不安定や、年の頃らしからぬ思考が入り混じった作品であり、たとえるならば、まるでハリーポッターホグワーツに迷い混んだような、神秘的で魅惑的な物語となっています!





映画化・舞台化もされた、最後まで気が抜けない傑作ミステリー

『マスカレード・ホテル』

ミステリーといえば東野圭吾さん、そして東野圭吾さんといえばこの作品、といえるほど有名な作品であり、後に映画化や舞台かもされるほど注目を浴びました。


(以下、あらすじ)

東京都内で次々と予告殺人事件が起きた。事件現場に残された不可解な暗号から、3つの事件は連続殺人事件として捜査され、そこから第4の殺人は高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測する。

数名の捜査員が、第4の事件を未然に防ぐ為フロントスタッフやベルボーイに扮してホテルに配置され、不慣れなホテルマンとしてのホテル業務に悪戦苦闘しつつ、不審な宿泊客を監視する事を強いられる。捜査一課の刑事・新田浩介は、英語ができる帰国子女であることから、同ホテルのフロントスタッフに扮することになり、新田の補佐・教育係には、優秀なフロントクラークの山岸尚美が任命された。

立場も職業倫理も異なることから、潜入捜査が始まった段階では衝突の多い2人だったが、共にホテルマンとして、時には捜査員としての目線を互いに共有しながら、日常起こるホテル内での悲喜交々の出来事に対峙していくうち、二人の間には信頼と共闘意識が生まれる。そして、捜査本部がこれまでにない厳戒体制を敷いた、ある特別な1日が始まった。





(4/12初投稿)



誰も気にしないような小さなモラル違反は、やがて大きな悲劇となって返ってきます。

『乱反射』

貫井徳郎さんが世に送り出した、究極の「考えさせられる一冊」だと個人的に思います。

誰も気付かない・気にしない程度の小さなモラル違反は誰しも経験があると思います。しかし、もしかするとそれらは、気づかないうちに誰かを傷付けたり、時には「死」に追いやったりしているかもしれません。そんなことを気付かせてくれる渾身の一冊です!

本作でも、たとえば街路樹伐採の反対運動を起こす主婦や職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者や飼犬の糞を放置する定年退職者など、ごく普通の人々のそれぞれが、小さなモラル違反を犯します。しかし、そのことにより大きな悲劇は起こってしまい…。





伝説のミステリー小説<館シリーズ>はここから始まった。

十角館の殺人

数あるミステリー小説の先駆けとなった本作は、後述するように今でも多くのミステリー作家がお手本にするほど、その知名度と完成度の高い作品のひとつです。

「十角形」の奇妙な館が建つ孤島・角島は、この館を建てた建築家・中村青司は既に炎上した青屋敷で焼死しているといういわくつきの孤島。そこへ大学ミステリー研究会の7人が訪れるところから悲劇は始まる。素人探偵である島田潔の推理と、「とある一行」で全てが覆るどんでん返しが、今でもこの作品を含む「館シリーズ」のファンの心を掴んで離しません!

なお、有名な直木賞作家である辻村深月さんも小学生の頃に本作と出会ったことにより「ミステリー観が刷新された」とすら述べられているほど、数あるミステリー小説の中でも特に有名であり、いまでも多くの作家や読者に多大な影響を及ぼしていることからも、この作品の良質さがうかがえます!





直木賞本屋大賞などを受賞された現代を代表する作家、辻村深月さんの「デビュー作」

『冷たい校舎の時は止まる』

2004年に、「本当にこれがデビュー作か?」と世間を驚かせたことでも有名な本作。今や直木賞本屋大賞など名誉ある賞を数多く受賞され、現代を代表する作家の一人である、辻村深月さんの作品です!

本作は、雪が吹雪く冬の寒い日、無人の校舎に8人の生徒が閉じ込められるところから始まります。実はこの学校では、秋の学園祭の時に1人の生徒が自殺したのですが、何故か誰もその名前を思い出せません。その絡みで、彼らは閉じ込めている犯人を推測しようとしますが、その学園祭で自殺者が飛び降りた時刻になると1人ずつ消されてしまいます。残されていくメンバーが減っていくと共に犯人が絞られていき、最後に謎が解き明かされていく…。というものです。

「自殺」を一個のテーマとして扱っており、思いながらも考えさせられる内容であると同時に、私が読み進める際、非常にドキドキしたのを覚えています!





記念すべき、第一回メフィスト賞受賞作品。工学博士・名古屋大学助教授としても知られる森博嗣氏のS&Mシリーズ第一作目。

『全てがFになる』

N大教授・犀川創平と学生・西之園萌絵は研究室のゼミ旅行で、天才工学博士の真賀田四季に会うために、その孤島の唯一の建物である研究所を訪れる。しかし、そこで犀川と萌絵の前に現れたのは、純白のウエディングドレスを身にまとい、両手両足を切断された彼女の姿だった。そして、部屋にあるコンピューターのカレンダーには一行のメッセージが残されていた。『すべてがFになる』。

良質なミステリーとしてはもちろん、工学博士の筆者ならではの視点が盛り込まれているため、とても1990年代に執筆されたとは思えない、近未来的な描写、表現にも注目です!





前半は青春群像劇、衝撃の真実を知った後半はミステリー、ラストは声を出してしまうほどのどんでん返し!

アヒルと鴨のコインロッカー

仙台の大学に進学する椎名は同じアパートの河崎と名乗る男性から、本屋を襲って広辞苑を奪おうという話を持ちかけられる。真意が分からないまま流れで共犯になったものの、後日、なぜか椎名の部屋から本が消える。 果たしてその真意はなんなのか、そして河崎は何者なのか。最後には声を出してしまうほどの衝撃が待っていた。

今や日本を代表する作家の一人、伊坂幸太郎さんが、若き頃からとんでもない才能をお持ちであることを改めて感じさせられる作品です。冒頭でも述べた通り、前半は青春群像劇、衝撃の真実を知った後半はミステリー、ラストは衝撃のどんでん返しと、一冊で様々な楽しみ方が出来る作品です!




ここまで読んでいただきありがとうございました!

なお、同じ内容のブログのパート②もございますので、こちらもご覧いただけると嬉しいです!

rukadokusho.hatenadiary.jp


少しでも良い本との巡り合わせに貢献できていたら幸いです(*^^*)!

駆け出しの作家の方や小説家の卵の方を応援したい!

小説家や作家という職業は、非常に夢のあるお仕事だと思う。


1から物語や脚本を描き、ノンフィクションからファンタジーまで、観る者や読む者の想像を掻き立て、非日常へと誘ってくれる。



ただ自分には物語を創造する能力はおろか、文才も無い。だから、小説家や作家を志望する方々を心から尊敬するし、魅力的な作品をどんどん世に送り出してほしいと願っている。



近年は活字離れとか、娯楽の多様化などで、一昔前ほど本を読んだり映画を観たりする時間が少なくなっているそうな。その結果、小説家や作家を志望する人が減少しつつあり、また志望しても途中で諦めたりする人も少なくないという。



そんな現状に、自分は何ができるかといえば、全力で応援すること。駆け出しの小説家や作家の方々の魅力を、微力ながら宣伝すること。それで少しでも業界全体の盛り上がりに寄与できれば、これ以上の喜びは無いと思う。


僕は単なる読書好きに過ぎないけど、特に駆け出しの小説家や作家の方々を応援していきます!

秋の夜長にオススメな小説10選+おまけ2冊

夏も終わりに近づくと、なんだか寂しい雰囲気になってくると同時に、夜が長くなり読書がしやすい時間も増えてきます。

秋の夜長に読書、読書の秋などという言葉がある通り、昔から秋は読書に向いている季節と言われてきました。現代はなにかと時間に追われることが多くなってきましたが、秋を利用して読書の時間を取ってみてはいかがでしょうか?

そこで今回は、秋の夜長にオススメな小説10選と、読書の秋のみならず、「勉強の秋」も感じられる教養本をおまけで2冊をご紹介いたします!




ファンタジーの定番『ハリーポッター』シリーズ

言わずとしれた名作シリーズ。何年経っても色褪せないハリーポッターの世界観は、今でも全世界の人々を魅了しています。読んだことがある人はもちろん、読んだことがない方は秋の夜長を機に、一気読みしてみてはいかがでしょうか!

なお、ハリーが活躍した世界のその後を描いた続編的な作品も非常に面白いので、こちらもぜひチェックしてみてください!


精霊の守り人(守り人シリーズ)』上橋菜穂子

一気読み間違い無しの、大人気「守り人シリーズ」の一作目です。2015年本屋大賞受賞作品『鹿の王』の著者でも知られる上橋菜穂子さんは、アボリジニの研究をされているためか、本作の作り込みが半端なく、本当にファンタジーが好きなんだなぁと思うと同時に、冒頭から引き込まれる世界観に圧倒されます。ぜひ、「守り人シリーズ」の前作読破にチャレンジしてみて下さい!




夜のピクニック恩田陸

2007年に本屋大賞も受賞した、青春小説の定番にして最高峰の一冊。一夜を通して80㎞の道のりをただ歩く「歩行祭」という高校の伝統を描いた学園青春ミステリ。時間がゆったりと流れる秋の夜長にぴったりな一冊です!




蜜蜂と遠雷恩田陸

2017年の直木賞本屋大賞のダブル受賞を果たした作品。音楽を文字で表現するという離れ業を体感することができ、まるで「音楽を読んでいる」ような感覚に陥ります。読書の秋を感じつつ、同時に音楽の秋、芸術の秋も感じることのできる贅沢な一冊です!




『和菓子のアン』坂木司

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)が、個性的な同僚やお客さんと接していく中で、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていくという、なんとも不思議で美味しそうな(?)お仕事ミステリー作品。読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、「読書の秋」と「食欲の秋」を同時に感じられる一冊です!




舟を編む三浦しをん

マイペースで「言葉」に対して並々ならぬ熱意を持った馬締光也が、これまた個性的な仲間と共に、「大渡海」という一冊の辞書を編纂していくお話。言葉の集め方や選び方はもちろん、辞書に使う紙選びまでこだわる姿は、プロフェッショナルを感じます。読むときっと辞書や言葉が好きになる一冊です!




『旅のラゴス筒井康隆

自然体で生きる主人公ラゴスが、文明を失い、超能力を得だした世界で、危機を乗り越えつつ旅をするSFファンタジー作品。筒井康隆さんの著作としては地味な作風である印象を受けますが、これほど美しい作品はなかなかないと思うほど、その世界観や表現に惹き込まれていきます。秋の夜長にラゴスと旅に出掛けませんか?




新世界より

いまやSFミステリーの定番ともいえる作品。人類が超能力を使えるようになった1000年後の日本が舞台となる本作。壮大な世界観と不思議な雰囲気に惹き込まれる、上中下合わせて1,500ページほどもあるSFミステリーの長傑作です。それゆえ、敬遠している方も多く見受けられますが、むしろ本作は「一気読み」に注意しないといけないほどのめり込む危険性があるため、秋の夜長に読む際は注意するようにして下さい!




オリエント急行殺人事件アガサ・クリスティ

アガサ・クリスティ作品から2冊。まずは、言わずとしれたミステリーの定番にして最高峰の作品。アガサ・クリスティや、オリエント急行殺人事件という名前は知っていても、実は読んだことがないという方は非常にもったいない。読書好きなら必ず読むべき名作です!




そして誰もいなくなったアガサ・クリスティ

いわゆる、ミステリーの定番「孤島もの」の最高傑作と言える作品。およそ一昔に書かれたものとは思えない緻密なストーリーかつ豊かな描写を体感しながら、最高峰のミステリーを味わうことができる、まさに贅沢な一冊です!



おまけ)読書の秋と勉強の秋を同時に感じられる2冊



『サピエンス全史』

教養本としてベストセラーとなった本作。人間の原点、ひいては現代の社会の目線から読んでも非常にためになる究極の教養本です。なかなかの読み応えなので、普段は時間が取れない場合でも、秋の夜長を利用してチャレンジしてみてはいかがでしょうか?



『読むだけで身に付く教養シリーズ』

これまた教養本としてベストセラーとなったシリーズです。本シリーズは1日1個の教養を身に着け、それを365個、つまり365日で身に着けようとする趣旨になっていますが、むしろ「もっと知りたい」という知識欲によって一気読みする方も少なくはないようです。秋の夜長を利用して教養を身に着け、人生をより豊かにしてみてはいかがでしょうか?



以上が、今回ご紹介する作品です。
読書の秋に、まだ読んだことがない本や、昔読んだ本の再読などをしてみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

個人的にオススメしたい「どんでん返し」作品10選

みんな大好き「どんでん返し」作品。
細かい定義は色々あるだろうけど、とにかく、「壮大に騙される・裏切られる」作品であることは間違いありません。

僕は純粋(?)なので、たとえそれが「どんでん返しもの」と分かっていても騙されます。それがたまらないのです。

そこで今回は、個人的にオススメしたい「どんでん返し」作品を10作紹介していきます。

個人的なオススメなので、世間的に有名な作品が漏れたり、実際はどんでん返し作品なのかどうか微妙なものがあったりしますが、そこは温かい目で見ていただけると嬉しいです。



『慟哭』貫井徳郎

どんでん返し作品と検索すれば必ずヒットする作品の一つ。連続幼女誘拐殺人事件を追う刑事と犯人の様子が交互に描かれ、ラストには驚愕の結末が待っています。



『宿命と真実の炎』

貫井徳郎さんの作品が続いて申し訳ありません、好きな作家さんなので悪しからず…。『後悔と真実の色』という作品のその後の時間軸で動く作品。実は『後悔と真実の色』自体はどんでん返し作品ではなかったので、この『宿命と真実の炎』も同じようなもの、と思っていた分、どんでん返しの衝撃は凄まじいものがありました。ぜひ、『後悔と真実の色』と一緒にチェックしてみて下さい!


『誘拐遊戯』知念実希人

僕自身、読んで衝撃を受けた作品。物語序盤から中盤にかけて、まず最初の衝撃があり、そしてラストにまた衝撃、そして結末へ、では終わらず、ラストのラストにまた衝撃を受けました。これだから知念実希人さんの作品はやめられない、と思わせられる一冊です。



『噂』荻原浩


レインマン」という殺人鬼が、ミリエルという香水をつけている女性を狙う。そんな噂が都市伝説化し、やがてそれが現実になる。僕を含め多くの人が、「最後の最後で」衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンスです。



イニシエーション・ラブ乾くるみ

おなじみ、どんでん返しの定番の作品。僕自身あまり2度読みすることはないのですが、この作品は前評判通り、2度読みしなければならない作品でした。1回目で衝撃を受け、2回目ではまた違う面白さを味わえる一冊です。



十角館の殺人綾辻行人

どんでん返しミステリーの定番作品。とにかく、『最後の一行』に凝縮された衝撃は計り知れません。館シリーズ一作品目であり、この作品から館シリーズにハマったのは僕だけではないでしょう。


ハサミ男殊能将之

これまた、どんでん返し作品の定番。この作品は、たとえどんでん返しがあると分かっていても騙されてしまうのが特徴ですが、そもそもストーリーが綿密で濃厚なので、どんでん返しがあるということすら忘れさせてしまう一冊です。衝撃のラストをぜひお確かめください!



『マリオネットの罠』赤川次郎

思わず、「やられた!」と言ってしまう結末が待っています。少し古めの作品ですが、赤川次郎さんの、「天才的な表現・描写する能力」がそれを感じさせず、物語に引き込まれてしまうこと間違いなしです!



すべてがFになる森博嗣

物語の終盤につれて、この作品のタイトルの意味が分かると、衝撃を受けること間違いなしです。良質なミステリーとしてはもちろん、工学博士の筆者ならではの視点が盛り込まれているため、とても1990年代に執筆されたとは思えない、近未来的な描写、表現にも注目です!



『アリス殺し』小林泰三

本格ミステリーながら、それでいてなかなかの変化球的な作品。予め『不思議の国のアリス』の知識を抑えておくとなお楽しめます。殺人描写が丁寧なので、耐性がない方や苦手な方はアレですが、最後は「そうきたか!」と裏切られること間違いなしです。



以上が、今回ご紹介した10作品となります。

どんでん返し作品の名作はまだまだたくさんありますが、まずは今回ご紹介した作品の中に読んだことがない作品があればぜひチャレンジしてみて下さい!

ここまで読んでいただきありがとうございました!