にわか読書好きによる本紹介

にわか読書好きによる本紹介です✧◝(⁰▿⁰)◜✧

目的の無い読書は意味が無いということは絶対に無い

読書には様々なメリットがある、というのは周知の事実であるため、敢えてここで触れたりしませんが、ではそんな読書のメリットを享受すること等の「目的のない」読書には意味が無いのでしょうか。

一部では、目的の無い読書はただの時間の浪費、時間のお金の無駄なんてことを主張する方もいます。それらを否定するつもりはないし、確かに単に活字だけを追う行為など一見無意味であることも一理あると思います。

しかし、個人的には「目的が無い」ということ自体が、既に読書をする立派な目的であると考えます。

たとえば読書をすることで、語彙力や想像力、集中力等を高めたい、非現実的な世界に入り込んで日常を忘れ、ストレスを発散したい、等の目的などは考えず、単に何か本を読みたいから、活字を追いたいから等の理由で本を読むことも、それはそれでアリだし素敵なことだと思います。また、目的を考えずに本を読み始めた結果として、後から付随的に目的が付いてくることもあるでしょう。

むしろ、最初から明確な目的を定めて本を読み始めることで、本を読むことではなく、その目的を達成することだけに重きを置いてしまい、また本の内容そのものを楽しむことが出来なくなる可能性もあります。これは非常にもったいないことであり、これこそ時間とお金の無駄になるのではないでしょうか。

以上から、最初から明確な目的を定めず読書をすることは、結果的に本の内容を十分に楽しめたり、後から付随的に目的が付いてきたりと、様々なメリットがあるといえるため、目的の無い読書に意味は無いということは絶対にありません。

もちろん、最初から明確な目的があって読書をする分には問題は無いし、目的に沿って読書をすることで大いにメリットを享受することができるでしょう。

目的があっても無くても、読書は楽しめるものです。むしろ、楽しめるものでなくてはなりません。たまには目的など考えずに、純粋に内容を楽しみ、活字を追ってみてはいかがでしょうか。